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札幌のある家庭での物語り

第2話:モデルハウス見学〜どんな家にしようかな〜


【前回までのあらすじ】 第1回では息子太郎の小学校入学をきっかけとして家を建てる決心をした建夫と建代だが、勿論二人とも家を建てるという経験はゼロ。どんな手順で手続きを進めればよいのかも分からない。そんなある日・・・

建代: 「ねぇ、建夫。」
建夫: 「ん?」
建代:

「私たちって家を建てるって決めたのはいいけど,そのための知識ってぜんぜん足りないよね。」

建夫: 「うん、そうだよなぁ。そういえばコンビニとかで住宅情報誌売ってるしょ。あれなんか買って読んでみるってのはどうだべ。」
建代: 「うん、とりあえずは何か動かないとね。早速行ってみようよ。」

そうして二人はコンビニで情報紙を2冊買ってきた。
建代: 「ねえ、こっちの本に・・・ほら、家を建てるときの大体の流れが一覧になって載ってるよ。」
建夫: 「ほんとだ。まずはじめはモデルハウス見学か・・・たしか札幌にも大きな展示場みたいなのが何箇所かかあったぞ。あした土曜日だし子供ら保育園に預けている間にでも行ってくっか?」
建代: 「それってなんなの?」
建夫: 「いくつものハウスメーカーが同じ敷地内にそれぞれ自社のモデルハウスを建てて、来たお客さんにそれぞれ自分とこの会社ではこんなすばらしい家を建てることができるんですよ〜みたいなことをアピールすんのさ。」
建代: 「へえー、おもしろそうだね。」

こうしてモデルハウス見学に出かけることになった。
建夫: 着いたぞ。
建代: 「結構広いんだね。わぁー、いっぱいあるよ。どれに入ろうか?あっ、あれ、あそこの家、何か感じよさそう、あそこに行ってみよう。」
建夫: 「おお、よし、わかった。」
建代: 「へえー、近くで見ると結構大きいんだねー。なんかお城みたい。」
建夫: 「何かすごすぎるよ、この家。本当にこんな家建てる人いるのかなぁ。」
建代: 「なあにぃ〜このリビング。何かアメリカの映画に出てくるやつみたい。」

そんなこんなで、約2時間、二人はいろいろな家を見まくった。中の説明係の人からもいろんな情報をもらって帰ってきた。
それらをまとめると次のようになる。


1. モデルハウス展示場では、ほとんどのハウスメーカーが二世帯住宅を建てている。
2. 価格は、土地代別で約5000万円相当のモデルハウスがほとんど。
3. 各社が競って独自の優位性をアピールしつつも、見栄えするような豪華な家を並べすぎ。よって、予算に限りのある我々にとって夢ばかり膨らんでしまう。
4. まずはじめに資金計画ありき。年収から融資可能額を算定し、それに頭金を加えたものまでしか予算はない。その上で建物の規模や土地の広さを決めなければならない。
5. 中の説明係の人の対応でその会社のイメージが決まってしまいがち。誠意ある対応をしてくれたところは、やはり会社のイメージがアップする。
建てよう物語 登場人物紹介
 館山建夫 32歳
 建代(妻) 29歳
 太郎(長男) 6歳
 次郎(次男) 4歳
 じじ(建代の父) 64歳
 ばば(建代の母) 64歳

第一話『家をたてるきっかけ』
第二話『モデルハウス見学』〜どんな家にしようかな〜
第三話『建築会社選び』
第四話『どのくらいの予算が必要なの?〜資金計画〜』
第五話『書類をそろえる〜ローン金額の決定〜』
第六話『土地選び、住宅の坪数決定〜現地視察〜』
第七話『おおまかな間取りの設計〜家族の意見の食い違い〜』
第八話『地鎮祭・建前 〜今後の不安感〜』
第九話『現場視察・詳細設計打ち合わせ〜こんなはずではなかった?』

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