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芝生の手入れと管理
 
この仕事をしていますと、芝の質問が非常に多く見受けられます。ガーデニングの人気が高まってきたここ近年、お父さんが週末に芝刈りをする光景が当たり前に見られるようになりましたが、庭が身近になった証明でもありますね。一昔前にはなかった光景です。とはいうものの、芝は手がかかるもの。管理方法がわからない方が多いとおもいますので簡単にまとまてみました。
芝は大きく分けて暖地用と寒冷地用に分かれます。北海道は主に西洋芝でブルーグラスとベントグラスがほとんどをしめています。

芝生の管理について
悪い芝の例1
悪い芝の例2
悪い芝の例3
1.水やり
気温も上昇してくると芝の生育も活発になり水を欲しがります。この時期に水不足になると生育不良になり、全体に元気がなくなります。
また、水やりは暑い日中を避け、朝もしくは涼しくなった夕方に与えるようにします。水やりは地中深くまで水分がいくようにたっぷりと与えます。表面がぬれる程度の水やりでは地表部がすぐに乾いてしまい、芝の根は水分を求めて浅い部分にしか張らず、更に乾燥に弱い芝となってしまいます。

2.芝刈り
芝は伸びすぎると寝てしまい、芝刈り機で刈りにくくなります。草丈が7〜8cm伸びたら3cmの高さに刈り込む事を目安に草の高さで決めて下さい。あまり短く刈らず刈り込み回数を多くするようにして下さい。芝刈り機をかける時は、同じ方向からばかりかけると草が寝てしまいます。逆の方から、または対角線からというように角度を変えて刈って下さい。刈取った芝は、放っておくと芝が蒸れて黄化する原因になるので、熊手などで取り除いて下さい。

3.雑草
茎を引っ張って根も抜ける雑草は、根気よく手で抜いて下さい。クローバー、タンポポ、ドクダミ等の抜いた跡に根茎が残り、すぐに再生するような雑草は芝生用の除草剤を使用して下さい。一般にはMCPP剤が多く使用されており、ホームセンターや園芸店でも容易に入手できます。除草剤は用法と、注意を正しく守ってください。
方法としては、薬を水に溶かしジョウロや噴霧器に入れて、芝生全面に散布します。同じ量を2週間後ぐらいにもう一度散布するとより一層の効果が表れます。薬をまくのは晴天無風の日を選び、周りの庭木や草花に薬がかからないようにしてください。
4.穴あけと芝の補植
芝生の床土は降雨や積雪によって、固くしまっていきます。通気性をよくする意味で1年に1度は穴あけ(エアーレーション)が必要です。
市販でスパイキングと呼ばれる芝面用穴あけの道具が売っており、このスパイキングで10cm間隔毎に深さ5〜10cm程の穴を全面にあけるのが理想です。また、芝生の生育の悪い箇所には土を軟らかくして種子をばら撒く事も有効です。

1.目土
芝生の根は古くなると老化して、水分や養分の吸い上げが悪くなります。そこで毎年厚さ1cmくらい目土を入れて地表近くに新しい根の発生を促します。また、芝表面の凹凸を直す意味もあります。材料は5mm程度のふるいにかけた砂を利用します。芝草に元気がない場合には、肥料を混ぜてください。
目安としては窒素10-リン酸10-カリ10位の養分配合率を持つ肥料と石灰等を混ぜ、スコップ等でばら撒き、熊手・ホウキなどで均してください。
良い芝の例1
良い芝の例2

以上管理について説明しましたが、日本の中でも庭に芝を張るのは北海道の方が多いようです。理由は暖地の場合は芝のメンテナンスに関わる期間が寒冷地よりも長い事や、庭の敷地面積が狭いことがあげられます。また、本州は暑さに強い日本芝が多く、その中でも高麗芝が主流です。同じ日本でも違うものですね。夏は短いけれど、広い庭がもてる北海道は恵まれていることがわかりますね。

芝の種類

芝の種類
芝の種類
芝の種類
芝にも種類がいろいろです。おおまかな特徴をまとめてみました。
ブルーグラス類
  耐寒性があり葉色と密度が濃く、もっともポピュラーな芝。踏圧に強いが低刈りを嫌う性質がある。ゴルフ場のフェアウエイに使われる。
代表品種・・・・ケンタッキーブルーグラス
ベントグラス類
  耐寒性が強く低刈にも耐え繊細で上質な芝。しかし、乾燥に弱い。寒冷地のゴルフ場のグリーンに使われる。(パターのところ)
代表品種・・・・クリーピングベントグラス
ライグラス類
  いわゆる牧草。耐寒性があり成長が早いが寿命が短い。(1年草)
ノシバ
  西洋芝とは違い、日本原産の芝。暑さや乾燥や踏圧、病気にも強く、また耐寒性もある。しかし、成長が遅く密度が荒い。ゴルフ場のラフに使用されることが多い。

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関本 七重(せきもと ななえ) 株式会社 ラ・ベルディ代表
introduction:
短期大学卒業後、ニュージーランドへ留学し、その時にイギリス式のガーデニングに触れてきた経験が、現在のラ・ベルディの原点となるものであるそうです。
庭のデザインの設計、カウンセリング、メンテナンスなどトータルプロデュースを手がけるガーデニングのプロが、家と庭についてを語ってくれます。
message:
雪が多い札幌ですが、それを生かした北の庭造りをしていきたいと思っております。
company information:
株式会社 ラ・ベルディ  URL: http://www.la-verde.com/ E-mail:info@la-verde.com
 

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