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春になったら1年草
 
 
暑い日も落ち着き、過ごしやすい天気になってきました。今年の夏は天気も良く夏らしい日が多かったと思います。私たちの仕事も天気に恵まれ順調に進んでおります。
私たちは樹木を植えたり、基礎工事を施工していますが、ここ数年、札幌市外の仕事も多くなりました。その中で、同じ北海道なのに気候の違いを改めて感じることも多くなりました。そこで、気候と庭づくりに関する豆知識をご紹介したいと思います。


気候と庭づくりに関する豆知識

北海道の気候は、積雪の多い冬期に様々な問題がおこります。
これはエクステリアにおいても非常に大きなポイントで、植物もさることながら、基礎工事に関わるインターロッキングやレンガなどの花壇、ロードヒーティング、アスファルト、塀など様々なシーンで関わってきます。
お客様に見積もりをお出しした場合に、「結構するのね…」と言われることが多いのですが、それは基礎部分に手間と対策が講じてあるからです。なぜなら、土を凍らせてしまうと庭づくりのうえで2つの大きな問題が生じてしまうのです。


基礎工事は大切です。
基礎工事は大切です
凍結を防止するとレンガのクラックも防げます
凍結を防止するとレンガのクラックも防げます
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凍上することで、クラックなどでレンガ上部が浮き上がってしまう。アスファルトであれば、窪みが出てしまいます。これについては、保証に関して心配するお客様が多いようです。当社は3年間の保証をつけています。
植物の根が凍り、春先に新芽が出ず、枯れてしまいます。越冬できる種類でも根は保温しなければいけません。同じ北海道でも地域によって越冬できる樹種が変わります。

札幌は比較的積雪量が多く、雪が布団代わりになり地下は保温されているといえます。越冬しやすい地域といえるでしょう。ただし、頻繁に除雪されていると寒風が直撃し、凍結しやすいので状況は変わります。ご注意ください。

先日あるマンションのルーフバルコニーを造成しましたが、寒風が当たって枯れないようにプラスティックの鉢のまま土中に植栽しました。保温効果を高めるためです。逆にロードヒーティングの中に植えた竹が越冬したケースもありました。

地中の凍る深さを「凍上抑制深度」といいますが、札幌は60センチです。60センチの厚みを砕石などで埋設し、凍上しないようにします。
道央の帯広は寒いのに積雪は少なく、越冬は厳しい気候です。札幌で越冬する植物でも帯広以東はできないものも多いのです。凍上抑制深度は90センチといわれています。しかし、冬囲いを頑丈にすることでだいぶ違うようです。

また、苫小牧、登別は帯広より気温暖に感じますが、潮害があり日照時間が少ないため、植物の種類は著しく変わります。庭木には自然樹のギンドロの樹などがお勧めです。昨年苫小牧の住宅の外構を手がけましたが、高台にあり環境は厳しく樹木は自生樹の白樺などを植栽しました。メンテナンスも比較的簡単に済み、枯れる心配もありません。

無理して環境にそぐわない植物を植栽したり、安いからといって安易に気候の違う国の素材を使うのは避けたほうが無難でしょう。

冬囲いをしっかりすると越冬します。

冬囲いをしっかりすると越冬します


白樺はメンテナンスが比較的簡単です。

白樺はメンテナンスが比較的簡単です



地域の気候に合わせた植物を選ぶと、メンテナンスしやすく、長持ちします。

潮風に強い植物
・クロマツ ・ビャクシン ・チシマザクラ ・ギンドロ ・アキグミ ・カシワ 
・ハマナス ・エゾノコリンゴ
寒さに強い植物
・プンゲンストウヒ ・シラカバ ・アズキナシ ・ハルニレ ・黄金シダレヤナギ
・ポプラ ・リシリ○○、エゾ○○、ミヤマ○○と名の付く植物



気候に合わせた種類選びも大切です

気候に合わせた種類選びも大切です


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関本 七重(せきもと ななえ) 株式会社 ラ・ベルディ代表
introduction:
短期大学卒業後、ニュージーランドへ留学し、その時にイギリス式のガーデニングに触れてきた経験が、現在のラ・ベルディの原点となるものであるそうです。
庭のデザインの設計、カウンセリング、メンテナンスなどトータルプロデュースを手がけるガーデニングのプロが、家と庭についてを語ってくれます。
message:
雪が多い札幌ですが、それを生かした北の庭造りをしていきたいと思っております。
company information:
株式会社 ラ・ベルディ  URL: http://www.la-verde.com/ E-mail:info@la-verde.com
 

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